シュレミール

バイト先の駐輪場で見事なくもの巣を発見。残念ながら写真には上手く写らなかったが、作成者であるクモ(真中で光ってるやつ)を中心に絵に描いたようなクモの巣が展開されていた。

普段クモの巣を発見するのは、顔や腕を巣に引っ掛けたときなので完全なクモの巣を見たのは初体験。思わず激写してしまったが、携帯のカメラでは無理だったorz


話は変わって、うちのおもちゃ屋ゲド戦記のCMDVDが届いた。コケそうなDSゲーム「ムシキング2」のDVDと入れ替えて放映開始。
この中にはゲド戦記のほかにもジブリ関係のDVDのCMが入っているのだが、気になったのがこれセロ弾きのゴーシュ

宮澤賢治作の童話なのだが、なんとなく台詞に"聞き"覚えがある。おそらく小学校の給食の時間に流れていた放送だろう。童話などを読み聞かせるカセットを流すやつだ。

この話は昔からお気に入りで、思わずDVDを買ってしまおうかと思ったが、あいにくうちには入荷していなかった(;;
どこかに探しに行くか・・・

給食の時間に流れていた放送で思い出したが、同様に給食中に流れる童話の中で、あまりに大嫌いで「セロ弾きのゴーシュ」を抜いて鮮明に記憶に残っている話がある。
題名が判らないので、簡単に内容をまとめておくと


パン屋の娘が主人公。
ある日、毎日一番安い具の入ってないパンを買いに来る男の人のことが気になり始める。日々観察しているうちに、「その人は貧乏な絵描きであり、毎日このパンをかじりながら絵を描いている」と想像するようになる。
その男に何度かアタック(?)をかけていたある日、娘はこっそり男が買っていくパンの中にバターを塗って渡した。
いつもいつも、味けのないパンをかじっていた男が、今ごろ中にバターが入ったパンを頬張って驚き喜んでいるだろうと想像していると、その男が店に怒鳴り込んでくる。
その男はあまりにも怒り狂っていて、何を言ってるのか判らない。その男の友人が止めに入り、男は「このおせっかい女!!」と怒鳴って去っていった。
残った男の友人に事情を聞くと、男はパンを消しゴム代わりに使っていて、完成間近だった絵が今日のパター入りのパンのせいで駄目になってしまったそうだ。
その話を聞いた娘は泣き崩れる。


ここで話終了。
思いやりが仇となるという話で、フォローなしに悲惨なまま物語が終了する。
何度か聞くうちに、正直軽くトラウマになりました。
物語として全否定するつもりはないけど、こんな夢も希望もない話、小学生に聞かせる話じゃないだろうΣ(゚д゚lll)
あれか、人に親切してはいけませんという競争社会的な思想(?)を植え付ける気か!!

やるせない気持ちになった貴方は、こっちを読んで癒され(?)るんだ!
なんか今日"(?)"多いねってツッコミは無しだ!


ちなみにタイトルのシュレミールは、手帳にメモ書きしてあった単語。が、なんでこんな言葉をメモを残したのかさっぱり思い出せない・・・
google:シュレミール]検索してみると奇しくも「影を無くした男」という童話(?)が引っかかる。「ドジな男」とかいう意味もあるらしい。が、そんな物をメモした記憶はない。何かの漫画かゲームだったかと思って[google:シュレミール コミック][google:シュレミール ゲーム探してみるも見つからない。
もしや、未来の自分がこの状態になることを予見して、ドジな男とあざけて書いたのか!!

俺が何の意図で手帳にシュレミールと記述したのか誰か教えて〜(>Д<)